メルマガ購読全ての活動
報告 | PAST

【開催しました!】第7回アーバンデザインカイギ

PHOTO GALLERY

アーバンデザインカイギは1年に1度開催されるUDC2のまちづくりシンポジウムです。この1年間の取組みを公表し、柏セントラル(柏駅周辺)におけるまちづくりの動きを皆さんにお伝えします。また、様々なゲストをお招きし、公・民・学連携の好事例等のご紹介を通して、今後のまちづくりのヒントにします。

 

柏は「若者の街」と呼ばれて久しいですが、若者はなぜ柏の街に集まるのでしょうか?

 

UDC2が2020年より実施してきた社会実験「デッキパーク」は大勢の若者が日々利用しました。改札から徒歩0分のデッキ上で大量の若者が溜まる姿、人工芝に座り込み談笑する姿には賛否両論はあったものの、多くの若者が都市の中に居場所を求めていることを露にしました。

 

少子高齢化が進む日本では、「若者」が都市の再生における重要な要素であることは間違いないでしょう。

 

今回のアーバンデザインカイギでは、「若者」に関する、研究者、支援者、当事者をゲストとしてお招きし、お話を伺うことで、これからの柏セントラルのまちづくりのヒントを探りました。

 

以下に、当日の内容をご紹介します。

 

1.概要

 

・タイトル:第7回アーバンデザインカイギ「若者の居場所づくりと都市の再生」

・日時:2023年2月18日(土)14:30‐16:30

・場所:京北ホール

・内容:第1部:UDC2・柏市役所の報告および今後の紹介

    第2部:基調講演 東京大学大学院教育学研究科 教授 牧野篤

    第3部:トークセッション

・当日参加者:UDC2会員14名+ 一般応募32名 合計46名

・参加費:無料

・主催:一般社団法人柏アーバンデザインセンター(UDC2)

 

・2部講演・3部ゲスト:牧野篤|東京大学大学院教育学研究科 教授

・3部モデレーター:出口敦|東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授/柏アーバンデザインセンター センター長

・3部ゲスト:村田静枝|ボランティアコーディネーター

       野島遥 | 東京学芸大学教育支援課程生涯学習コース1年生

 

2.当日の動画

 

→ 動画その1:1部 UDC2・柏市役所の報告および今後の紹介

 

→ 動画その2:2部 基調講演 東京大学大学院教育学研究科 教授 牧野篤

 

→ 動画その3:3部 トークセッション

 

3.トークセッション要旨

●出口

第1部では、公共空間を活用する取組みをすることで、若者が集まるようになってきたが、それにより様々な問題が生じ、それが今回のアーバンデザインカイギに繋がっているというお話でした。第2部で、牧野先生のお話を伺い、改めて考えたことは、柏の街は水戸街道の宿場町に挟まれた農村地帯で、鉄道が敷かれたことにより消費のまちに発展していったという事実です。つまり消費することで人と繋がってきた街であったと。しかし、発想を変えると消費しない人を排除してきたのではないか。これからは消費しない人をどのようにまちに受け入れていくのかを改めて感じました。

さて、では、第3部にご登壇いただいた村田さんと野島さんに自己紹介をしていただきたいと思います。

 

●村田

子どもたちと色々な関わりをしていますが、今は駄菓子屋をやっています。まだスタートしたばかりです。3人で活動しているんですが、それぞれが月に来れる日に赤丸をつけて掲示しているので、その日を狙ってみんなが来ます。14時30分からパンザマストが鳴る間で活動しています。駄菓子を買わないで遊びにだけくる子もいます。

※パンザマスト:「夕焼け小焼け」のメロディーと共に児童生徒に帰宅を促す防災行政無線放送のこと。なお、UDC2のロゴマークはパンザマストをイメージとして加えている。

 

●野島

東京学芸大学で生涯学習について学んでいます。私は教育支援のなかで、学校外部で色々な人の学びの場所を支えていく人たちを育成するような課程で学んでいます。その中で生涯学習について携わっていこうと思っています。生涯学習ではなんでもカバーできる包括的なことをやっているので、将来的には地域貢献に関わっていけたらと思っています。

 

●出口

ありがとうございました。まずは安藤さんから、グリーンアップカシワ(以下、「GUK」)について、UDC2の事業として関わるという話がありました。この点、再度説明をしてもらえますか。

 

●安藤

GUKは、柏市が主体となり暫定整備でつくった空間です。デッキ上、線路わき、旧そごうの裏側の3ヶ所が整備されました。

UDC2としては、デッキパークが解体されたことで、これまでそこで過ごしていた若者がどこにいったかが気になっています。もしも、彼らが居場所だと思っていてくれていたのであれば、どうにかして戻してあげたい。可能であれば、GUKに主体的に関わってもらいたいと思っています。ただ、気を付けなければいけないことは、若者に何かをやらせたり、お節介になっては駄目だなと思っています。

 

●牧野

私が関わっている他の地域も一緒なのですが、まず、「大人の事情」があるんです。大人の事情とは何かというと、子どもがそこにいて欲しいとか、関わってくれるとまちが元気になるんじゃないかといった甘い期待を子どもに持っています。これは言い方換えると「子どもを使ってやろう」といったことになっていて、これでは子どもは来てくれないし続かないんですね。色々とやった中でうまくいったのが、大人の事情は心の奥に秘めておいて、子どもの感情に寄り添うことを一生懸命やるということです。子どもを手段ではなく目的にした。子どものために大人が一生懸命になると、子どもたちはこんなに楽しい大人がいるのか発見するんです。

今、コロナで大人も子どもも会えないから寂しいよねってことで、子どもたちが灯篭祭りを自分たちで企画をたてて提案して、実現に繋げている事例があります。子どもが自分たちでやる事を決めてやるようになると、大人が子どもたちの力を認めるようになって、子どもたちがもっと色々な企画を立ててくるんです。それを大人が一生懸命やると気持ちがいいし、自分の経験を伝えると「すごい!」と言われるようになる。そうなると次へ次へと繋がっていくのです。大人の事情もあるのですが、そこは抑えて、子どもを目的にしていくと、子どもたちが大人の事情を超えた形で動いてくれるようになるので、これからのまちづくりには大事になってくるのかなと思います。

 

●村田

子どもたちは大人が楽しそうにしてると何してるんだろうと覗きに来ます。私が夢中になっていると興味をすごく持ってくれるんですよね。まずは大人たちが楽しんでいるという事がとても大事だと思います。あとは、若者にとっては「大人に利用されているんだ」と感じることがあると聞いたことがあります。そういうことが伝わってしまうと若者はサーっと引いてしまう。高校生は文句を言うんですけど小学生は文句も言わずに来なくなる。楽しいから来たいと思ってもらうことが大事ですね。

 

●牧野

大切なことは「関係」です。例えば、先ほどの講演でも子どもが自治会役員をやっていることを紹介しましたが、大人が楽しそうにやっているのを見てやりたいと思ったそうです。大人が楽しそうにやっていることが第一なんです。

田舎のケースでは、農地を貸し出した時に、田植えをして刈り取りに来てもらうようにしていたのですが、そのシステムをやめて、苗代づくりから刈り取りまで全てやってもらったんです。その結果、参加した子ども達が学校で「僕はお米を作れるぜ」と自慢をした。そして周りの子たちが「教えて」となって参加する家族が増えるんです。柏の高柳で行っている多世代交流型のコミュニティで行う年末年始の餅つき大会でも、大人が全部準備しておいしいものを食べて帰るだけでは、子どもは参加しなくなってしまった。そうではなくて、最初の米研ぎから全部させると参加者が増えるんです。それは、自分がやれて他の人に威張れるということと、一緒にやることで「自分もここの一員」だと思えてくるからなのです。そうすると他の友達を連れて来ようとか、意見を言うと大人たちもちゃんと考えてくれるので、仲間みたいな感じになるんです。そういう環境を創ることが大事。子どもを関係の中にどうやって巻き込むか、どう発言を受け止めるか、が大事だと思うんです。

 

●出口

どうもありがとうございます。そのように言っていただくと、柏駅の周辺では色々な活動が行われていますけど、そのようなことから若い人や子どもに関係を持っていけたらと思いました。

それでは野島さん。安藤さんからはGUKに若者が主体的に関われるようにしたいとのことですが、どのようにしたら関われると思いますか。

 

●野島

若者から主体的に関わることはちょっと難しいんじゃないかなと思います。その理由は、今の若者は成功体験に乏しいから自信が無くて、自分から地域に飛び込むなんて難しいです。色々と評価されてしまうことで肩身が狭くなってしまいます。まず大人が背中を見せてあげるのが良いと思う。それと、簡単なお手伝いでいいからって楽しい空間に引っ張ってあげることが大事だと思います。自分から動きだすことは望ましいことですがハードルが高い。手助けして欲しいです。GUKでもそうしてもらえるといいなと思います。

 

●安藤

ヒントになったのは「まず大人が楽しむ」だと思いました。一番やりたくないのは若い子に声かけて「何かやりませんか」ということ。若い子に全て委ねるのはちょっと違うと思うし、ハードルの高さを生み出してしまうんだなと感じました。

ストリートパーティー実行委員会には3か条があって「無理をしない」「ちょっとお洒落に」「お客様なんていない」になっています。若者をお客様扱いせずに対等であることを大人側もマインドをつくるのが必要ではないかという示唆をいただいたので、今後検討をしたいですね。

例えば、大人は若い子に対して「若い子にゴミ拾いさせよう」とか言うんですけど、「まず自分たちがゴミ拾いしようよ」と思うんです。自分がゴミ拾いしたくないなら、若い子だってゴミを拾いたくないですよね(笑)。大人のマインドを切り替えていくことが大事。自分が胸を張って楽しいことをやって、そこに興味を持った若者が来た場合、いかにオープンに受け入れていくかもポイントだと思いました。

 

●村田

GUKを本当にやりたい大人が集まってから若者に呼びかけると良いと思います。小学生にも関わってもらうと良いのでは。柔軟ですし、必然的に親御さんも参加するので接着剤の様な存在になります。

 

●牧野

課題から入ると、義務感が出てくるので疲れてしまって続かないんです。迂回して、楽しくなってくると課題が解決していく面もいっぱいあります。例えば高齢化社会に向けて、地域でお互い助け合うような関係を作りましょうと言って、助け合い会議みたいなものを作ったとしても、やっぱり途中から苦しくなってくるのです。私たちが行った実践では、そんなことは考えないでやりました。合唱サークルをつくりたいというので、合唱系の講座をやり始めたら、そこに来ている方々が途中からお互いのことを話し始めて、ケアしている人たちのカフェみたいになってきて、悩みを話して助けあう関係がどんどん出来てきて、気が付いたら助け合い会議ができていました。そこは実は楽しく集まっているので全然負担にならないんです。

それから、小学生や乳幼児を巻き込むと親が付いてくるので現役世代と繋がれることも大事。

最近子どもたちから学んだのですが、今の子どもたちはものすごい量の活字を毎日SNSで読んでいるのですが、ネット上の情報を信用していないというのです。ところが、信頼のおける大人から声をかけると行ってみたいと思うようになるそうです。やっぱり「関係」が大事だと思います。

 

●出口

ありがとうございました。では、ここで会場からも質問や感想を伺えればと思います。

 

●参加者①

ストリートパーティー実行委員会は大勢集まってすごいと思ったのですが、市民の方々はどのような思いで参加されるのか。

●安藤

牧野先生のお話にもありましたが、「柏のまちを良くしてください」というマインドでは実施していないです。「道路上で楽しいことをやりましょう!」という思いを持って集まってもらっています。これに共感する人が実行委員になってくれます。どんな人が参加しているかというと、子育てサークルが読み聞かせ、茨城からけん玉世界チャンピオンが来たり、横浜から前泊して科学実験体験をしたいだとか、船橋からベーゴマ好きなおじいちゃんが教えに来るという風に「自分が楽しいこと」をやりに来て、それが連鎖しています。

 

●参加者②

子どもをターゲットにしてどうやって一緒に進んでいくかということにすごく共感しています。自分自身が大人でも子どもでもない世代になった今、大人にも入り込みにくく、子どものままではいると大人気ないと言われてしまう。どこの世代にも入れない自分にジレンマを感じています。子どもでも大人でもない世代が、今後プレイヤーになっていく世代を巻き込むためにはどうしていったら良いでしょうか。中途半端な世代が街にはたくさんいるので。

●牧野

そもそも、「若者」がどの世代か分からなくなってきています。小学生ではないとは思っていて、中学生から49歳くらいまでに「若者」の意味する幅が広がっている気がします。

若者に関わる際ですが、基本は聞く側に回って急がないようにしています。相手が話してくれることに対して受け止め続けていくんです。ずっと関わっていくと彼ら自身、自分の言葉に気づいて、本当に言いたかったことが分かってくるんです。そうして、やりたいことが分かって来た頃に一押ししてあげると動き出すのです。2~3年かかったりします。これは若者世代だけではなく、人はみんなそうなのかもしれないですね。まず受け止めてもらって伴走してもらう所に自分の居心地の良さを感じて、最後は信頼の形になるんだと思います。みんな聞いてもらいたがっているし、分かってもらいたがっている。そこで分かってもらえる人が現れると、やり取りが出てきて物事が始まっていくんではないかなと経験的に思います。

 

●参加者③

まちの公共空間を自由に使えないなと感じています。公共のものであるはずの空間がなぜ自由に使えないのか。どうしたら使えるようになるでしょうか。

●出口

公共空間は該当する法律で管理されているので我々は安心して暮らせている部分がまず前提です。そこをどのようにして安全に暮らせて、自由に使えるようなまちにするかが昨今のテーマとなっています。地域でマネジメントができるシステムが出来ればもっと使えるようになると思います。そのためにUDC2に活動してもらっているという事です。

●参加者③

柏はこういう組織があることがうらやましいなと思いました。時間はかかると思うんですが短期的な取組みが日常の中に入り込んで、毎日街の中で何かが起きているまちになったら素敵だなと思います。

 

●参加者④

野島さんにお伺いしたいのですが、UDC2でストリートパーティーやデッキパークをされていると思いますが、学生たちが見てどのような印象をもっているのか。楽しそうなのか、冷ややかに見てしまうのか、積極的に参加したいのかを伺いたいです。

●野島

楽しそうだなと思ってはいますが、自分たち世代を対象にしているわけではないと感じていて、小さな子どもたち向けかなと。中高生になってくると自分で動ける範囲も広がってくるし、インスタなんかで流行の方に足が向いてしまって、地元に行かなくなってしまうかな。

 

●UDC2会員①

若者との長い付き合いはそんなに難しくはないと思っています。25年前からまちづくりに関わっていて、そのころ20代だったストリートミュージシャンが今は40代になってますが、未だに付き合いがあって同じことを一緒にやっています。柏のまちは使いづらいという話がありましたが、私たちは使っていて使いづらいとは思ったことはないです。行政に言えば何でもできるなと思っています。GUKでも道路を封鎖したりしてますから。市がやってくれるのでそういう場所を使えばいいのかなと気がしています。もっと若者が入るような仕組みはそんなに難しいことではないかなと思っています。UDC2で今やっていることは小さな子ども向けですが、もうちょっと上の年代のことをこれからやっていくんだと思いますが、その橋渡しを我々がやるべきという風に感じています。

 

●UDC2会員②

暮らしやすい街はどういうことかなと考えた時に、決まりとマナーを最低限守って自由に暮らしましょうというのが理想です。自由とやりたい放題では一時的に暮らしやすくてもそれぞれ方向性が違うので、最低限のきまりを守れる教育をしていかなきゃいけないのに、昔に比べて子どもに教える機会が減っているんだろうと思います。学校や親からだけでは教えきれないと思います。本当に暮らしやすい社会を一人ひとりが考えて笑顔の絶えない街にしていくのに地道な努力を我々もしていかなければならないなと改めて感じました。

 

●出口

それでは登壇者の方々に最後の一言いただいて、締めたいと思います。

 

●安藤

GUKの目指すべき方向性が見えてきた気がしますが、それをちゃんとやっていける大人がどれだけいるのか不安に感じています。牧野先生のお話でレトロな関係性みたいなものを大事にしているとありました。まちづくり的に言うとオーセンティシティのように街の中で五感を感じるような本物性は人間関係も一緒でバーチャルでは代替えできない。その辺りを大切にしていきたいと思いました。商業都市である柏では居住都市とは大きく違います。「通うだけ」なので愛着や責任の発生しづらい若者と、どう関わっていくか、柏ならではの戦略が必要になるのではないかを今日改めて学ぶことができました。

 

●村田

若い人たちがもっと活躍できる場が社会にたくさんあったらいいなと思いました。地域の中に子どもたちの居場所も若い高校生や大学生、色々な世代がそれぞれ主役になれるように現場を作っていくのが役割の一つかなと思いました。子どもたちが何かやっているときに応援するのは大人たちの役割の一つかなと。活躍の場を柏駅の近くにたくさんお願いします。

 

●牧野

今日伝えたいことは、「関係」と「受け止めること」だと思うのです。経済系の研究センターが出している報告では、子どもの頃に大人から関わってもらったこどもたちは大きくなると他人に良いことをしてあげようと思う傾向が強くなる。ボランティア経験が豊かな子たちは、利他性が強まるということが分かってきているんです。大人にかかわってもらって自分で色々な経験をすると、何かしてあげたくなってくるようです。これはまちづくりの基本にもなってくるのではないでしょうか。

その中で、子どもたちや若者を利用したくなる大人の下心がどうしても出たりするんですが、それは抑えて、彼らも受け止め、自分がちゃんと尊重されていることもわかってもらうような関係を作っていかなければならない。それをお金の関係で終わりにしてしまうようなことにして来て、こんな社会にしてしまったのは私たち大人なので、責任をとらなければならないし、子どもをもちゃんと受け止めていくように、関係性を作り直さなければならないと思っています。

 

●野島

今日は「関係」が気付きでした。目的のために関係を築くのは違うなと感じているので、試行錯誤していくことが大事だなと思います。今日は自分の考えていることを整理する機会にもなったし、だれかの刺激になっていればいいなと思います。これからも臆せず物事に取り組んでいこうかなと思いました。

 

●出口

若い人たちとの「関係」を築いていく必要があると思いました。本日来ていらっしゃる方々も当事者であるという考えを持っていただければと思います。

また、幸福感の話もありましたが、これまでは自分の欲しいものを買えることが一つの幸福だったわけですが、むしろ自己決定できるようなことが重要だと。自分がこの街を変えていく事に関わっているんだと感じられるような関係性をつくっていくことが、これからのまちづくりに必要なのかなと思いました。

 

 

4.アンケート結果

 

→ アンケート結果

 

1990年代より「若者の街」として名前を馳せてきた柏の街。

「東の渋谷」と言われた時代もあり、多くの若者にとって憧れの街だったと言います。

しかしながら、UDC2がここ数年で調査したアンケートでは、若者からポジティブな意見と共に、ネガティブな意見もたくさんもらっています。

タイトル

タイトル

「怖い」「休日に来たいと思わない」「デートするには恥ずかしい」

「柏に来たくて来てるわけじゃない。他に行くところがないだけ」

などなど。‍

若者にとって、憧れの街ではなくなっているのでしょうか?‍

サブタイトル

サブタイトル

そもそも、柏の街に若者はいないのでしょうか?

そんなことは[.u][.s100]ありません[.s100][.u]。パレット柏のオープンスペースや、UDC2の社会実験である「デッキパーク」などは、たくさんの中高生に利用されてきた経緯もあり、若者の居場所としてにぎわっています。このたくさんの若者。彼らはどこから来て、何を目的に過ごし、柏の街に何を感じているのでしょうか?

「若者の街・柏」のリアルはどこに?‍

さあ、柏に関わる若者たちのHONNE(本音)を探っていきましょう。本プロジェクトは、柏で活動している若者にフォーカスし、彼らのHONNE(本音)を探ることにより、若者の柏の街に対する考えや、街の内外での動きを見える化することを目指すものです。市内の各所に徐々に配架していきますので、ぜひお手に取ってお読みください

その他の記事