柏アーバンデザインセンター (UDC2)

VISION・GUIDELINE

グランドデザインの実現

UDC2が2018年７月に策定した「KASHIWA CENTRAL GRAND DESIGN-柏駅周辺基本構想-」は、柏セントラル（柏駅周辺）の20年後の将来像をとりまとめた基本構想になります。UDC2はグランドデザインの実現を目指し、様々な取組みを展開しています。

駅まちビジョン

UDC2が2021年9月に策定した「柏セントラル駅まちビジョン」は、「柏セントラルグランドデザイン（2018年7月、UDC2策定）」の４章「まちづくりの方針」において「駅前拠点ゾーン」として定めているゾーンに焦点を当て、理想的なハード整備の絵姿と、それに伴う床面積や建物用途を試算したものです。

パブリックライフガイド

UDC2が2018年～2021年の4年間で実施してきた様々なパブリックスペース系の実証実験の成果を整理し、パブリックスペースの利活用および整備の指針となる手引書「柏セントラルパブリックライフガイド」を策定しました。

柏セントラルウォーカブルビジョン

グランドデザインで掲げるテーマ３「巡る楽しみを高めて回遊人口を増やす」の実現を目指して、柏セントラルにおいて歩きたくなるまちづくりに関するビジョンを策定しました。

柏駅西口本通りまちづくりガイドライン

2024年9月、柏駅西口本通りまちづくり協議会により、「柏駅西口本通りまちづくりガイドライン」が策定されました。UDC2はまちづくり協議会の事務局を担い、協議会の運営や、ガイドラインの検討に携わっています。西口本通りのまちづくりガイドラインは、柏セントラルグランドデザインのリーディングプロジェクトに位置付けられているもの（W5）。これで、グランドデザインの実現にまた一歩近づくことができました。

CURRENT ACTION

ストリートパーティー

「子ども・高齢者の居場所がない」「子どもが安全にあそべない」「多世代交流する機会がない」などコミュニティに関わる課題に対し、UDC2ではロンドンの「ストリートプレイ」を参考に、柏のストリートをあそび・憩いの空間として活用することにより課題解決を図っています。多くの人が関わり合うことにより、良いコミュニティが育まれ、みんなが参加者として楽しみながら、自分ごととして運営にも関わり続けることを目指しています。

子どもサンカク広場

民間の駐車場を、園庭の無い地域の保育園を救済するために開放し、貸し切りのサテライト園庭に変化させたプロジェクトです。建築家と組みオリジナル遊具も開発。スポンジ化していく中心市街地の新たな可能性を模索しています。2019年6月からスタートし、継続中です。【2020年グッドデザイン賞受賞】

子どもケイオク広場

日常的に利活用されていない建物の屋上をパブリックスペースにすることにより、新たな機能を持たせることを目的とした社会実験。機能は２つあり、１つは「子どもサンカク広場」のような”サテライト園庭”として、もう１つは建物内で働く従業員の”休憩場所”です。スペースが限られている中心市街地で、民間ビルの屋上部がまちに開かれる可能性を探るきっかけにしていければと考えています。 2022年2月よりスタートし、継続中です。

まちのプラットフォーム

柏セントラルは大型店、商店会、団体、学生、市民など多種多様な方々が存在します。UDC2はそれらの方々が関わり合い、響き合うようなプラットフォームとしての役割を担います。交流人口を増やすためのイベントの実施や、市民の自己実現のサポートなどに取り組んでいます。

KASHIWA.STYLE

『柏若者プロジェクト』においては、「若者の居場所がない」、「まちづくりに参加するのが難しいので誘ってほしい」などの声がありました。?このような声に応えるため、UDC2では市民の皆さんが主体的にまちづくりの企画を考え、実施することにより「若者が柏駅に来たい」という良いイメージを持ってもらうことを目指します。

UDC2アイテム貸出し

公用地・民地を問わず、まちなかで利活用できる空間はたくさんあります。そういった空間にUDC2が所有するアイテムを活用することで、・居心地を向上させ、人が滞留したくなる空間に変化させること・ちょっとオシャレで、統一されたアイテムを活用することで、街のイメージを向上させることを目指します。また、イベントに欠かせないアイテムを安価で提供することで、柏の特徴である多彩な市民活動を側面支援することも目指します。

PAST ACTION

デッキパーク

柏セントラルの課題の一つである公園不足や休憩施設、緑が不足していることの解消のため、人工芝や木製ベンチ等を散在させて、ダブルデッキを公園のような憩いの空間へ変質させることを目指した社会実験です。2020年2月から2022年11月まで、憩いの空間として多くの人に利用されました。

カシワテラス

そごうが廃業し寂しくなったダブルデッキのエリアにユニットハウスを仮設で設置し、にぎわいと憩いの拠点としての再生を目指したプロジェクト。事業者を募集し店舗運営を行った「にぎわいハウス」と、どなたでも使えるレンタルスペース「インフォハウス」を設置し様々なシーンが生まれました！ 2019年9月から2021年8月まで運営を行い、同年9月に撤去されました。　

KIDIYS PARK

民間の土地を誰でも使えるみんなのひろばとして開放しているプロジェクトです。市民ワークショップで検討し、セルフビルドで作りました。その後、ひろばを管理運営する市民団体が立ち上がり様々なイベントを実施中。2019年7月からスタートし、2020年12月に解体が終了しました。

ソラニワテラス

柏駅南口自由通路に、種類の異なるタイプのベンチ・屋台・植栽・人工芝・サインを設置することで、南口のアクティビティの変化を調査し、新たな待ち合わせ空間のあり方を検証することを目的に、「PUBLIC LIFE KASHIWA 2021ソラニワテラス」を実施いたしました！

ウォーカブル社会実験

柏セントラルウォーカブル社会実験では、柏駅から柏市役所周辺に向かう通りに、休憩できるベンチや案内サインを設置したり、スタンプラリーを実施することで、まちの回遊性の変化を検証する取組みを実施いたしました！ ‍

カシワグリーンデイ

2022年度に柏市が実施したグリーンアップカシワ※で完成した空間と、従来のダブルデッキの空間を一体的に使って面白いことを自分たちでやってみよう！という企画です。個人・団体・企業を問わず、「やりたい！」という気持ちが最重要！　みんなでワクワクする１日を作っていくことを目指すものです。

RESEARCH

リサーチ

街のシンクタンクを目指し、「公・民・学」が横断的に柏セントラルにフォーカスした基礎的な調査・分析・研究を進めています。街の課題を発見するためには正しい現状把握が必要となります。様々なデータからグランドデザインをはじめ、その他の戦略の実現に繋げます。

REPORT・LETTER

レポート・レター

UDC2が発行している活動報告書や、レター（１年に数回発行）の一覧です。全てpdfデータでアップロードしてありますので、ご自由にご覧ください。

SPECIAL THANKS

スペシャルサンクス

UDC2のまちづくり活動を支援してくださった個人・法人・団体へ、記念品を贈呈し、感謝の意を伝えるものです！！

グランドデザインの実現

まちのプラットフォーム

柏セントラルは大型店、商店会、団体、学生、市民など多種多様な方々が存在します。UDC2はそれらの方々が関わり合い、響き合うようなプラットフォームとしての役割を担います。交流人口を増やすためのイベントの実施（ハロウィン、クリスマス）や、多世代交流の場づくり（ストリートパーティー）、市民の自己実現のサポート（まちなかアクションサポート）などに取り組んでいます。