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04.23(Sun)|UDC-Fes開催しました!

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「UDC-fes~街を楽しみ、街で憩い、街について語り合う1日~」

2016年11月、柏駅周辺のまちづくりを目的とした公民学連携の組織である柏アーバンデザインセンター(通称、UDC2)が「一般社団法人」として法人化されました。

そこで、2017年4月23日に、UDC2法人化のお披露目として『UDC-fes』を開催しました。

「街を楽しみ、街で憩い、街について語り合う」。

このコンセプトを基に、3つのイベントを実施しました!

◆日時
2017年4月23日(日)12:00~17:00

◆場所
・ミライカイギ ⇒ パレット柏3Fオープンスペース
・ストリートパーティー ⇒ ハウディモール(駅前通り)
・アーバンリビング ⇒ デイワン公開空地および小柳町通り

◆主催
一般社団法人柏アーバンデザインセンター

◆後援
柏市

◆協力
柏駅前通り商店街振興組合、柏MUSIC SUN実行委員会、護美団、ストリート・ブレイカーズ、デイワン商店会、TOKYO PLAY、Rad Music School(五十音順)

◆当日のプログラム:
①ミライカイギ
・時間:13:30~16:30
・場所:パレット柏 オープンスペース
・内容:ワールドカフェ形式のワークショップ
・講師:合同会社Active Learners 山ノ内 凛太郎氏
・参加者:20名

②ストリートパーティー
・時間:12:00~17:00
・場所:ハウディモール
・内容:ストリートライブ(3団体5バンドが演奏)、みちあそび(2団体)

③アーバンリビング
・時間:12:00~17:00
・場所:デイワン公開空地および小柳町通り
・内容:マーケット、青空図書館
・マーケット出店数:7店舗

◆各イベントのレポート

<ストリートパーティー>

「ストリートパーティー」では、ハウディモールの道路空間で、音楽ライブ(ストリートライブ)や子ども向けのあそび(みちあそび)などを展開しました。

柏駅周辺は公園などのあそび場が少ないため、子どもたちが自由にあそべない状況です。本イベントでは、特に子どもが楽しめる空間づくりを目指し、同時に親世代も楽しめるよう音楽ライブも実施しました。


UDC-fesのスタート! まずは出口センター長のあいさつから。


あいさつの後は、恒例の「まちうた」ライブ! ホタルライトヒルズバンドに演奏していただきました!そのままホタバンのライブがスタートしました!


TOKYO PLAYによる、ストリートパーティー開始!ハウディモールの真ん中に人口芝を敷いてたくさんのあそびが展開されました。


芝だけじゃありません。道路だって遊び場!親子でまん丸を描いていると・・・


ケンパであそぶ子どもが出てきたり!


ラッドミュージックスクールによるステージ。 こちらはRYP(ラッドユースプロジェクト)!


同じく、リコーダーアンサンブル!


同じく、ゆきちの演奏でした!


護美団(ごみだん)の団長がボランティアでお手伝いに来てくれました。バルーンアートが得意ということで、たくさんの方々にバルーンアートを伝えてくれました。


シャボン玉は昔から大人気のアイテムです!


ストリートライブのラストは、Swing Beat Team♪Hiroshi! 大盛況でした!


楽しかったストリートパーティーも終わりです。あそび終わったら自分たちでお片付け!片付けだって楽しくあそべます!


チョークはデッキブラシと水でゴシゴシ! この時、水を運ぶのは重いだろうということで、通りすがりの高校生たちが水を運ぶのを手伝ってくれました。ありがとう!

【まとめ】
「みちあそび」では、自然発生的に様々なあそびが発生し、年代や家族、時には国境も越えたコミュニティが生まれていました。「次はいつ?」との声も多くいただいています! 子どもがイキイキと過ごせる街は、きっと良い街なのではないかと思います。
「ストリートライブ」では、柏の顔として活躍しているバンドや、地域の小中学生バンドも登場しました。地域で育った子どもたちが、地域で演奏し、それを地 域の方々が見に来るというとても素敵な関係ができていました。ストリートで音楽が始まると、足を止めて自然に聞いていく人が非常に多いのは柏の街の特徴で すね。

<アーバンリビング>

アーバンリビングを開催した小柳町通りは、現在ネガティブな印象を持たれていますが、デザイン性のある簡易的な設えを施すだけで、空間のイメージはがらりと変わりました。

寄贈本による「青空図書館」も、懐かしい本を手にし、会話が弾んでいるカップルや学生たちの姿が見受けられました。


デイワンの公開空地。日常はこんな感じですが、、、


こうなりました。7店舗に出店していただき、小規模なマーケットを開催しました。


マーケットは出店者さんとお客さんが会話できるのが魅力ですね。


小柳町通り。日常はこんな感じですが、、、


こうなりました。人口芝、ガーランド(三角の旗)、風船を設置するだけで、イメージが大きく変わります。なお、設置してある本は「青空図書館」用に街の皆さんが寄付してくださった本になります。ご協力いただき、ありがとうございました。


気軽にくつろぎ、コーヒー片手に読書ができる。そんな空間が都市の中にどれだけあるのか、という点は都市の豊かさを示す一つの指標だと思います。

【まとめ】
日常とは異なる空間に最初はとまどいがあったものの、しばらくしたら人も集まり、快適な空間となっていました。こういった都市のスキマをどう活かしていく かは今後のまちづくりの重要なテーマです。ただし、この日は寒かった上に風が強かったこともあり、日陰になると人が去ってしまうという課題もありました。
<ミライカイギ>
この街のミライについて幅広い世代で緩やかに語り合う。UDC2として、柏の街にそういった「対話」の場の必要性を感じています。「ミライカイギ」はそのキックオフプロジェクトとして開催しました。


ファシリテーターは合同会社Active Learnersの山ノ内凛太郎さん。「対話」を専門にした場づくりのプロです。

出口UDC2センター長、前田UDC2グランドデザイン検討委員会委員長のあいさつの後、安藤UDC2副センター長よりUDC2の紹介および(仮)柏駅周辺グランドデザインの概略を説明しました。


アイスブレイクとして、ハイタッチ自己紹介からスタートしました。


ワークショップの前半はまちあるき!「柏のイイトコロ」をたくさん探すワーク。同時に開催している「ストリートパーティー」と「アーバンリビング」の解説も行いました。


後半は、「10年後、柏がどんなまちであって欲しい?そのためにあなたができること・したいことは?」というテーマでワールドカフェ形式のワークショップを実施しました。


ワーク中はどのテーブルからも笑いが絶えず、和やかな雰囲気で進みました。


中学生と大人が真剣に語り合っているのが素敵でした!


ラストは「柏を理想の街にするヒト・モノ・コト」という整理を行いました。模造紙デザインはその場にいた小学生の男の子が飛び入りでやってくれました!


みんなの意見で埋め尽くされました!


参加者で記念撮影です!(何名か早退されました)

【まとめ】
参加者が10~50代と幅広かったため、中学生と大人が真剣に柏の街の将来について語り合う光景がとても印象的なワークショップとなりました。さらに、 チームによっては、メンバー同士で連絡先を交換し、新たにプロジェクトを実施する約束をするなど、まさに「ミライ」に繋がる会議となりました。

今回のミライカイギでは、多様なプレイヤーが集い、語り合うことの重要性と必要性が共有された点をゴールとしました。
<全体のまとめ>
「街を楽しみ、街で憩い、街について語り合う」というコンセプトで開催したUDC-fes。多くの方にご参加いただきまして本当に感謝しています。うまく いった点もあれば、反省点も多くありますが、それでも「次はいつ?」という声を多くいただいていることは本当にありがたいことです。次はより良いイベント になるよう頑張ります。

UDC2は、「街」と「人」を近づけるという目的を持ってこれからも活動していきます。今後も皆さまのご参加をお待ちしております!


関係者で記念撮影! ありがとうございました!

1990年代より「若者の街」として名前を馳せてきた柏の街。

「東の渋谷」と言われた時代もあり、多くの若者にとって憧れの街だったと言います。

しかしながら、UDC2がここ数年で調査したアンケートでは、若者からポジティブな意見と共に、ネガティブな意見もたくさんもらっています。

タイトル

タイトル

「怖い」「休日に来たいと思わない」「デートするには恥ずかしい」

「柏に来たくて来てるわけじゃない。他に行くところがないだけ」

などなど。‍

若者にとって、憧れの街ではなくなっているのでしょうか?‍

サブタイトル

サブタイトル

そもそも、柏の街に若者はいないのでしょうか?

そんなことは[.u][.s100]ありません[.s100][.u]。パレット柏のオープンスペースや、UDC2の社会実験である「デッキパーク」などは、たくさんの中高生に利用されてきた経緯もあり、若者の居場所としてにぎわっています。このたくさんの若者。彼らはどこから来て、何を目的に過ごし、柏の街に何を感じているのでしょうか?

「若者の街・柏」のリアルはどこに?‍

さあ、柏に関わる若者たちのHONNE(本音)を探っていきましょう。本プロジェクトは、柏で活動している若者にフォーカスし、彼らのHONNE(本音)を探ることにより、若者の柏の街に対する考えや、街の内外での動きを見える化することを目指すものです。市内の各所に徐々に配架していきますので、ぜひお手に取ってお読みください

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