柏に限らず、園庭が無くて困っている保育園は山ほどあります。
これは日本全国の中心市街地における共通課題。
このプロジェクトはそれを解決することを目的とした期間限定のプロジェクトです。
2018年に実施した「PUBLIC LIFE KASHIWA」にて保育園の園児たちが本実験エリアを頻繁に利用したことから、柏セントラル内の子どもの居場所の少なさを発見しました。
そこで、UDC2の会員が所有する民間の駐車場をUDC2が借りて、園庭の無い保育園に貸し出しをするというプロジェクトをスタート。
子どもたちが、安全に、健やかに、思いっ切りあそぶ場所を都市の中に設けることを目指します。
柏セントラルに立地する7つの保育園等にニーズ調査を実施しました。
結果、
「毎日でも使用したい!」
「公園でできない遊びができると良いな!」
「近隣に公園が無いため、子ども達を遊ばせる場所が無くて困っている!」
という意見をいただきました。
本プロジェクトにおいて駐車場を暫定的に借りるだけなので
お金をかけてしっかりしたものを作る予定はありませんでした。
そこで、前回の社会実験「PUBULIC LIFE KASHIWA」にて
パブリックスペースキットを開発した 株式会社小さな都市計画(ミリメーター) さんに依頼し、
パブリックスペースこどもキットの検討をスタートしました。
6つのアイデアを作っていただきました。
保育園の子どもたちに人気投票をすることも検討しましたが、
やはりプロの方々の意見を伺うことにしました。
保育園の先生方に声掛けをしたところ、3つの園の先生方が集まってくれました。
子どもの学びや発育に最も有効そうで、かつ安全性もあり、何よりも楽しいもの。
意外にも先生方が選んだアイデアは一致しました!
保育園ヒアリングを踏まえて若干の修正を行い、制作を進めました。
こどもたちがテープカットを行い、サンカク広場はオープンしました!
キットはどれも子どもたちに大人気。
サンカク広場は、子どもたちの嬉しそうな笑い声で溢れました。
登録している3つの園の子どもたちが元気に遊んでいます!!
→現在は4つの園が利用しています(2019年12月追記)