2024年9月、柏駅西口本通りまちづくり協議会により、「柏駅西口本通りまちづくりガイドライン」が策定されました。
UDC2はまちづくり協議会の事務局を担い、協議会の運営や、ガイドラインの検討に携わっています。
西口本通りのまちづくりガイドラインは、柏セントラルグランドデザインのリーディングプロジェクトに位置付けられているもの(W5)です。
まちづくりガイドラインの策定をとおし、グランドデザインの実現にまた一歩近づくことができました。
西口本通りは、柏セントラル※において先発である東口が商業中心のまちづくりを行っていたため、業務系を志向した建物整備を行った経緯があります。主に昭和50年代~平成初期に新築されたビル群が多く、これからの数年~20年以内に建て替え期を迎えることになります。
その際に、各々が好きな方向を向いて建て替えを進め、ビルの中身もバラバラになっていった場合、エリアとしての価値が下がっていく可能性があります。
本ガイドラインは、エリア(ストリート沿い)の価値を維持向上させるために、エリア内の地権者で目指すべき方向を共有し、テナント誘致や建て替え、ビル運営に関する必要なルールを共有することを目的としています。
※柏セントラル:一般社団法人柏アーバンデザインセンター(UDC2)が2018年7月に定めた「柏セントラルグランドデザインー柏駅周辺基本構想ー」において定義した範囲。柏駅から半径500m程度の、人が問題なく歩けるであろう範囲のこと。
西口本通りは大きく以下の2点をまちづくりの目標として掲げます。
地権者の方々・テナントの方々が協力をし、これらの実現をすることにより、西口本通りがより良いストリートになることを目指します。
ガイドラインの詳細はこちらをご覧ください。